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ショクダイオオコンニャク

7月24日(土)早朝、小石川植物園に、ショクダイオオコンニャクの開花を見に行きました。
前日の大行列をニュースで知っていたので、インターネットで情報を集めました。朝7時に入園券発売と分かり、7時到着予定で出かけました。7時に正門につくと、すでに行列です。最初の角を曲がって、まだ行列です。どんどん進み、次の角を曲がって、またまた行列です。このあたりから不安になってきました。植物園を1周してしまうのではないでしょうか?いったいいつになったら見られるのでしょうか?不安な思いでやっと見つけた列の最後尾に並びました。横に並んだおばさんは、「昨日はずっと並んでいたのに、目の前で切られられてしまって見られなかった」と話していました。今日は、1万人で切るとHPに書いてあったので、どうなることやら・・・。
行列は、どんどん進みました。これは、有り難かったです。正門を入って券を持っている人は直進。持っていない私は左へ大きく迂回。でも、植物園の園路を歩いているので苦になりませんでした。7時40分に入園券購入。園内を歩いて行くと、ありました。新聞に出ていたテントです。最後の行列は、桜樹木園の間をジグザグに歩きます。私が並んでいるときは2往復半の列でした。列はどんどん伸びて、3往復以上になっていきました。しかし、ソメイヨシノの木陰なので、助かりました。また、誘導がよく、テントのところで10人ずつくらいに区切って送り出すので、じっくりと見られました。ということで、無事に8時40分にショクダイオオコンニャクの前に立つことができました。
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ショクダイオオコンニャク 2010年7月24日 小石川植物園

「世界最大の花」と言いますが、これは、正確ではありません。
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後ろ側の基部に長方形の切り込みがありました。ラップをかけてあります。
じっくりと見てみましょう。

R0015006b.jpg
この中の、一つ一つが雌花です。一番上に固まってみえる黄色いのが、雄花群でしょう。
花のようにみえるのは、たくさんの小さな雄花と雌花を包む仏炎苞と、悪臭を放つという花序付属体です。
ということで、正確に表現すると「世界最大の花序」ということになるのでしょうか。世界最大の花はやはり「ラフレシア」とのことです。

いただいた資料によると、野生の状態(スマトラ島)では、付属体から出る腐った肉のようなにおいに誘われたシデムシの仲間が仏炎苞の基部に落ち込んで逃げ出せなくなり、成熟した雌花を受粉させるのだそうです。1日後に雄花が花粉を出し、付属体が折れ曲がり、花粉を付けた虫が脱出、他の花へ花粉を運ぶのだそうです。絶妙なタイミングで雌花、雄花の順に成熟することで、自家受粉を防ぎ、他の個体の花粉を受ける仕組みになっているようです。自然の神秘ですね。

でも、この背面の長方形の中を見ている人は、ごくわずかでした。気づかずに行ってしまう人が多かったです。

暑くなってきて、人もどんどん増えているので、ニュートンのリンゴ、メンデルのブドウを見て、9時過ぎには退却しました。

残念だったのは、匂いが感じられなかったこと。ちょっと遅かったようです。
明日も見に行きたいです。付属体が折れ曲がるところを見たいです。




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すーさん(ペンたろう)

Author:すーさん(ペンたろう)
鳥や樹木を中心に自然観察を楽しんでいる50代男性。
ゆったり、自然に生きたいです。

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