軽自動車(マツダAZワゴン)で車中仮泊の旅2日目の記録です。
4月中旬 友部SA~道の駅奥久慈だいご 111km
前日夜に仮泊した常磐道友部SAを1:40に出て、大洗に向かいました。
目的は、神磯の鳥居付近から東天の星空観望をすることです。
水平線の上に、木、金、火、土の四惑星が整列する姿を撮影しようと考えました。
近くのセブンイレブン大洗海岸店でトイレを済ませ、大洗公園の駐車場に車を停めました。
しかし、あいにく空は厚い雲が覆っていて、星は全く見えませんでした。
星空観望は、お天気次第です。やむなく、そのまま車中で休憩することにしました。
念のため、4:00にアラームをセットして仮眠です。
3:30ころ空を見ると星が見えます。雲が晴れたようです。
早速2台のカメラを三脚にセットし、海岸に向かいます。
4時から6時まで星空と夜明けの海を楽しみました。

神磯の鳥居と東天に昇る4惑星

左から、木星、金星、火星、土星です。
土星は山羊座にいました。
偶然、流れ星が写り込みました。

太陽の光を浴びて、さわやかな1日のスタートです。
次の目的地は国営ひたち海浜公園です。
ネモフィラ、スイセン、チューリップの花を撮影することを楽しみに行きました。
途中の平磯海岸で鳥を探すことにしました。
車は、平磯のシーサイドロードパークに停めました。
ここは、平磯漁港と平磯海岸の間にあります。車は8台ほど停めることが出来ます。
平磯海浜公園駐車場は16台ほど停められ、トイレもありますが、漁港には遠くなります。

磯にまだいたシノリガモ。北へ帰る途中かもしれません。
続いて、観涛所へ向かいました。

観涛所の碑
第9代水戸藩主徳川斉昭(烈公)自筆の隷書が記されています。

高いところから海岸を眺めることができます。

解説板があります。
昨年の大河ドラマ「青天を衝け」で竹中直人さんが演じた徳川斉昭(烈公)が訪れて、その豪快な景色に感動して藩内随一の波浪の見所として「観涛台」と名付けたそうです。
駐車場は分かりづらい上に狭く、3台しか停められないので要注意です。
続いて県道265号磯崎港線をひたち海浜公園に向かう途中で偶然見つけた川子塚(かごづか)古墳を見学しました。

県道脇のスペースとおしゃれな標識で気づきました。

こんもりとした森は、いかにも古墳と言った感じです。

丁寧な説明板がありました。5世紀後半頃に造られた前方後円墳のようです。

おしゃれな標識(案内板)です。
駐車場の表示はなかったのですが、案内標識脇の空き地に停めさせていただきました。民家の庭先のような雰囲気もあり、停めてよいものか躊躇しました。家屋からなるべく遠くに停めさせていただき、早々に退散しました。地元の方の迷惑になってはいけません。ちょうど通勤・通学時間帯となったので、一層の安全運転を心がけ、地元の車、仕事の車の邪魔にならないように気をつけました。旅行中はいつも「私は遊びで訪れているよそ者で、優先順位は最下位」を念頭に運転しています。
そして、次の目的地「国営ひたち海浜公園」に到着したのは8:40頃でした。
当日の開園は9:00で、駐車場は8:30開場でしたので、駐車場もまだ車は少なく、西口翼のゲートに近い所に停めることができました。早めに到着してよかったです。
天気は薄曇りといった感じで、時折青空が見えました。青空を狙って撮影です。
まずは、ネモフィラを見に、「見晴らしの丘」に向かいました。

見晴らしの丘の南西側は真っ青です。

ローアングルで青空を入れて撮影してみました。

菜の花の黄色、緑、ネモフィラの青色がいい感じでした。

朝イチで入園したためまだ、人は少なかったです。
続いて「スイセンガーデン」に向かいました。

桜の木を背景に撮影。

「スイセンガイド」の方々が管理している花壇です。

品種の説明板です。

鮮やかです。

品種の見本コーナーです。

真っ白いスイセンです。

桜の木をバックに花盛りの所を撮影。

スイセンガーデンの案内板です。
最後にチューリップの花を撮影しに「たまごの森フラワーガーデン」に行きました。

色別に植えて模様を作っていました。

ムスカリで川の流れを表現していました。

いろとりどりのチューリップが楽しめました。

いろいろな品種が植えられていました。
国営ひたち海浜公園は、沢田遊水池や樹林エリアを訪れると自然を感じることができます。見晴らしの丘からスイセンガーデンに行く途中に、沢田湧水地と樹林エリアを通りました。樹林エリアの通路を歩いていて、コナラの実生や赤松の幼苗を見ることができました。また、キジの「ほろうち」を聞くこともできました。

ドングリの実(子葉・双葉)の養分を使って本葉を伸ばしている様子がよく分かりました。
こういう自然の姿を見ることはこの上ない喜びです。

周囲に同じような実生がいっぱいありました。
天気は下り坂です。
次の目的地、袋田の滝を目指して、11時20分頃に国営ひたち海浜公園を後にしました。

駐車場から滝へ向かう川には鯉のぼりが泳いでいました。

袋田の滝は、トンネルの入口で入場料300円払って訪れます。

途中、吊り橋に出る道があります。

吊り橋付近からの眺めです。

第一観瀑台では、滝を間近に感じることができました。

第二観瀑台へは、エレベーターを上がって行きます。三段の滝の全景を眺めることができました。
地質的にも面白いところでした。
雨脚が強まったので、今日の仮泊地である「道の駅奥久慈だいご」に向かいました。雨が降っていなければ、近くの沈下橋などを見たいと思っていたのですが、今日は未明から活動していたこともあり、無理をせず、早めに仮泊地に向かい、「道の駅奥久慈だいご」到着は、15:10でした。
夕食は、奥久慈しゃも親子丼ととろりさしこんを食べました。しゃもの親子丼は、しっかりした食感の肉にとろりとしたたまごがあいまって絶品でした。さしこん(刺身こんにゃく)も美味しかったです。ただ、ししゃも親子丼の付け合わせにさしこんが付いてきて、かぶってしまいました。券売機で食券を買うときには気づきませんでした。
売店で鮎せんべいを土産に買い、2階に併設されている大子温泉につかって今日の疲れを癒し、車に戻りました。

レストランの券売機

奥久慈しゃも親子丼\1500、とろりさしこん\300

2階の大子温泉はアルカリ単純泉

温泉の湯上がり休憩スペース

休憩スペースからの眺め

サイクルステーション
このような施設が整備されることは元輪行ランドナー乗りとしてうれしいものです。

レンタサイクルもありました。
今日は、ほぼ計画どおりに、①四惑星整列を撮影し、②神磯の鳥居でご来光を迎え、③ひたち海浜公園でネモフィラ、スイセン、チューリップを撮影し、④袋田の滝を見学することができました。さらに、シノリガモの撮影、観涛所や川子塚古墳の見学、コナラの実生の観察・撮影もでき、最後は温泉にも入れて、充実した一日でした。
2022年4月中旬
常磐道友部SA(1:40)~茨城県大洗神磯の鳥居(2:30-6:30)~国営ひたち海浜公園(8:40-11:20)~袋田の滝~道の駅奥久慈だいご(15:10) 本日の走行距離 111km
最後まで読んでいただきありがとうございます。
4月中旬 友部SA~道の駅奥久慈だいご 111km
前日夜に仮泊した常磐道友部SAを1:40に出て、大洗に向かいました。
目的は、神磯の鳥居付近から東天の星空観望をすることです。
水平線の上に、木、金、火、土の四惑星が整列する姿を撮影しようと考えました。
近くのセブンイレブン大洗海岸店でトイレを済ませ、大洗公園の駐車場に車を停めました。
しかし、あいにく空は厚い雲が覆っていて、星は全く見えませんでした。
星空観望は、お天気次第です。やむなく、そのまま車中で休憩することにしました。
念のため、4:00にアラームをセットして仮眠です。
3:30ころ空を見ると星が見えます。雲が晴れたようです。
早速2台のカメラを三脚にセットし、海岸に向かいます。
4時から6時まで星空と夜明けの海を楽しみました。

神磯の鳥居と東天に昇る4惑星

左から、木星、金星、火星、土星です。
土星は山羊座にいました。
偶然、流れ星が写り込みました。

太陽の光を浴びて、さわやかな1日のスタートです。
次の目的地は国営ひたち海浜公園です。
ネモフィラ、スイセン、チューリップの花を撮影することを楽しみに行きました。
途中の平磯海岸で鳥を探すことにしました。
車は、平磯のシーサイドロードパークに停めました。
ここは、平磯漁港と平磯海岸の間にあります。車は8台ほど停めることが出来ます。
平磯海浜公園駐車場は16台ほど停められ、トイレもありますが、漁港には遠くなります。

磯にまだいたシノリガモ。北へ帰る途中かもしれません。
続いて、観涛所へ向かいました。

観涛所の碑
第9代水戸藩主徳川斉昭(烈公)自筆の隷書が記されています。

高いところから海岸を眺めることができます。

解説板があります。
昨年の大河ドラマ「青天を衝け」で竹中直人さんが演じた徳川斉昭(烈公)が訪れて、その豪快な景色に感動して藩内随一の波浪の見所として「観涛台」と名付けたそうです。
駐車場は分かりづらい上に狭く、3台しか停められないので要注意です。
続いて県道265号磯崎港線をひたち海浜公園に向かう途中で偶然見つけた川子塚(かごづか)古墳を見学しました。

県道脇のスペースとおしゃれな標識で気づきました。

こんもりとした森は、いかにも古墳と言った感じです。

丁寧な説明板がありました。5世紀後半頃に造られた前方後円墳のようです。

おしゃれな標識(案内板)です。
駐車場の表示はなかったのですが、案内標識脇の空き地に停めさせていただきました。民家の庭先のような雰囲気もあり、停めてよいものか躊躇しました。家屋からなるべく遠くに停めさせていただき、早々に退散しました。地元の方の迷惑になってはいけません。ちょうど通勤・通学時間帯となったので、一層の安全運転を心がけ、地元の車、仕事の車の邪魔にならないように気をつけました。旅行中はいつも「私は遊びで訪れているよそ者で、優先順位は最下位」を念頭に運転しています。
そして、次の目的地「国営ひたち海浜公園」に到着したのは8:40頃でした。
当日の開園は9:00で、駐車場は8:30開場でしたので、駐車場もまだ車は少なく、西口翼のゲートに近い所に停めることができました。早めに到着してよかったです。
天気は薄曇りといった感じで、時折青空が見えました。青空を狙って撮影です。
まずは、ネモフィラを見に、「見晴らしの丘」に向かいました。

見晴らしの丘の南西側は真っ青です。

ローアングルで青空を入れて撮影してみました。

菜の花の黄色、緑、ネモフィラの青色がいい感じでした。

朝イチで入園したためまだ、人は少なかったです。
続いて「スイセンガーデン」に向かいました。

桜の木を背景に撮影。

「スイセンガイド」の方々が管理している花壇です。

品種の説明板です。

鮮やかです。

品種の見本コーナーです。

真っ白いスイセンです。

桜の木をバックに花盛りの所を撮影。

スイセンガーデンの案内板です。
最後にチューリップの花を撮影しに「たまごの森フラワーガーデン」に行きました。

色別に植えて模様を作っていました。

ムスカリで川の流れを表現していました。

いろとりどりのチューリップが楽しめました。

いろいろな品種が植えられていました。
国営ひたち海浜公園は、沢田遊水池や樹林エリアを訪れると自然を感じることができます。見晴らしの丘からスイセンガーデンに行く途中に、沢田湧水地と樹林エリアを通りました。樹林エリアの通路を歩いていて、コナラの実生や赤松の幼苗を見ることができました。また、キジの「ほろうち」を聞くこともできました。

ドングリの実(子葉・双葉)の養分を使って本葉を伸ばしている様子がよく分かりました。
こういう自然の姿を見ることはこの上ない喜びです。

周囲に同じような実生がいっぱいありました。
天気は下り坂です。
次の目的地、袋田の滝を目指して、11時20分頃に国営ひたち海浜公園を後にしました。

駐車場から滝へ向かう川には鯉のぼりが泳いでいました。

袋田の滝は、トンネルの入口で入場料300円払って訪れます。

途中、吊り橋に出る道があります。

吊り橋付近からの眺めです。

第一観瀑台では、滝を間近に感じることができました。

第二観瀑台へは、エレベーターを上がって行きます。三段の滝の全景を眺めることができました。
地質的にも面白いところでした。
雨脚が強まったので、今日の仮泊地である「道の駅奥久慈だいご」に向かいました。雨が降っていなければ、近くの沈下橋などを見たいと思っていたのですが、今日は未明から活動していたこともあり、無理をせず、早めに仮泊地に向かい、「道の駅奥久慈だいご」到着は、15:10でした。
夕食は、奥久慈しゃも親子丼ととろりさしこんを食べました。しゃもの親子丼は、しっかりした食感の肉にとろりとしたたまごがあいまって絶品でした。さしこん(刺身こんにゃく)も美味しかったです。ただ、ししゃも親子丼の付け合わせにさしこんが付いてきて、かぶってしまいました。券売機で食券を買うときには気づきませんでした。
売店で鮎せんべいを土産に買い、2階に併設されている大子温泉につかって今日の疲れを癒し、車に戻りました。

レストランの券売機

奥久慈しゃも親子丼\1500、とろりさしこん\300

2階の大子温泉はアルカリ単純泉

温泉の湯上がり休憩スペース

休憩スペースからの眺め

サイクルステーション
このような施設が整備されることは元輪行ランドナー乗りとしてうれしいものです。

レンタサイクルもありました。
今日は、ほぼ計画どおりに、①四惑星整列を撮影し、②神磯の鳥居でご来光を迎え、③ひたち海浜公園でネモフィラ、スイセン、チューリップを撮影し、④袋田の滝を見学することができました。さらに、シノリガモの撮影、観涛所や川子塚古墳の見学、コナラの実生の観察・撮影もでき、最後は温泉にも入れて、充実した一日でした。
2022年4月中旬
常磐道友部SA(1:40)~茨城県大洗神磯の鳥居(2:30-6:30)~国営ひたち海浜公園(8:40-11:20)~袋田の滝~道の駅奥久慈だいご(15:10) 本日の走行距離 111km
最後まで読んでいただきありがとうございます。
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